新しいことは良いことだという妄想
吉田が新作アニメを見ない理由
個人的な感覚で申し訳ないんだけど。新しいドラマやアニメを見始めるのって、苦痛だったりするんですよ。
マンガの新連載も、基本的に読まない。しばらくしてチラ見して、あるいは人気作となってから読み始める。
既に面白いと分かってるものを見たい。
既に美味しいと分かってるものを食べたい。
吉田が新台パチンコを打たない理由
全く同じ理由で「新台」を魅力と感じない。もちろん仕事としては打つけど、趣味としては打たない。
時間をかけて、予告をリーチを覚えなきゃいけないから。
楽しさを把握するまで「勉強代」を払わねばならないから。
ヒットしてると分かってから追随したい。
どうやら私だけじゃないみたい
メガコンテンツが人気を保つのは、そこじゃないかな。ルールを知ってるから、最初の不安がなく、勉強代も不要。
つまり、精神面、金銭面で他機種より低コスト。ゆえに、メガコンテンツの続編は打ちやすい。
固定客のいる機械を撤去し、客に対して精神面、金銭面の負担を求めるって、結構不誠実だと思うんだよね。その根本原因って、「新台は全ての客にとって喜ばしいもの」という誤解なんじゃないだろうか。
ロジャーズの5分類
一時期流行った、この分類。このグラフを見て、アーリーアダプターがどうのこうのと説明するコンサルさんを多く見かけました。
でもさ。このグラフ通りだとしたら、半分は「遅れてくる人」なわけじゃん。何でそっちをもっと大切にしないんだ？
でもって、アーリーアダプターとアーリーマジョリティの間には、超えがたいミゾ（キャズム）があるらしい。これを超えられないから、ロングヒットとならないんだそうだ。
ならば余計に、キャズムを超えて本物になった機械を大切にしろよと思う。メガコンテンツだけじゃないよ？ バラエティの1台なら、数人がミゾを超えただけでOKじゃん。なんで撤去するし。
機械代も出玉も経費として考えたとき、初期市場にのみ経費を使いすぎじゃねえかと思うわけさ。
新台は重要。
旧台も同じくらい重要。
だけど、導入台の検討に比べ、撤去台の検討にかける時間は、あまりにも少なすぎると思う。新台に興味のない人へも、経費をかけてほしいなと思う。