それは本当にプロなのか

個人ネタ, 業界ネタ

割となんでも定義づけにこだわる私ですけど、「回る」と「プロ」の定義付けは業界をあげてやるべきだと思う。

 

一般人のために始めた一律渋釘

プロに出玉を取られ一般人は渋釘。この不平等を解消するため、ホールは全てを渋釘にした。メーカーは技術介入を否定する機械を作り続けた。結果としてプロは壊滅した。

 

一般人のほとんどはセミプロだった

しかし、業界の想定より、ボーダーを守るファンは多かった。一般人の大半はボーダーを意識していた。業界の想定していた一般人は純粋一般人ではなく、大半はセミプロだったのだ。

「こいつらはプロだから不要」といって追い出してしまった一般人の分だけ、店内は閑散とした。

3,000万人もいた遊技人口は1,000万人になった。

 

出玉はプロに奪われていたのか?

大切にしようとした純粋一般人は、以前より酷い渋釘に晒されるようになった。

プロに奪われていると思っていた出玉は、一般人の中で巡回しているだけだったのだ。

等価無制限の蔓延と出玉共有の浸透。「軍団」に出玉を刈られたイメージが、ホールの認識を狂わせたのかもしれない。

 

セミプロこそ一般人とした場合、業界はどうするのか

「一般人を追い出した覚えはない!」と意見もあるだろうけど、ならばパチプロは2,000万人もいたのかよ、という話だね。

抜けた2/3ものファンを「一般人じゃない」とし、残った1/3を「一般人」とするのは、いくらなんでも無理な話だ。2/3こそ一般人だろうさ。

とするならば、今からでもボーダーを意識するセミプロを一般人とカテゴライズし直さない限り、ファンは増えない。

 

もう一度問う。排除したいパチプロの定義とは?

出玉を公平にするのは、純粋一般人を守るためだったはず。しかし結果は真逆。純粋一般人に全ての負担を押しつけている。

全てはプロの定義づけを失敗したところにあるんじゃないかな。ボーダー近辺で「楽しめればいい」という層までセミプロ扱いしてしまったわけで。

「こいつらはプロだから排除なwww」といって、メーカーもホールも心を一つにして追い出した2,000万人は、どうやったら戻ってくれるのか。

ボーダー理論を持つ人を一般人とカテゴライズする場合、現在の機種構成では、どうあがいても定着させるのは難しい。ならば、ボーダー理論で勝敗の決まらない機械を増やすしかない。

 

まあ、偉そうに書いてるけど、単純に私が甘釘で勝ちたいだけなんですけどね(・´ω`・)

 

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Posted by ボンペイ吉田