稲川淳二のライブを見て
稲川淳二の怪談は、そんなに怖いわけじゃないんだよね。ただ、あの空気感。滑舌の悪さやシンプルな音響、暗くなっていく照明とが渾然一体となって、大人気のエンタテイメントとして昇華されてる。
若者の⚫︎⚫︎離れと言われ、カネをスマホに奪われると言われるけど、なぜ古臭い怪談に、若者達は熱中し、5000円を超えるチケットを取ろうと必死になるんだろう。
前の方に座ってる人達なんて、毎年どころか複数の会場を掛け持つ常連らしいじゃん。ファンクラブまで存在し、今回はその会員さんにチケットを融通してもらった。
あのライブ感。パチンコでも稲川淳二はあるけど、全然違うよ。クセになるひたすらクセになる。
彼のような、クセになるセミナーは開けないものか。深さと愛情、感謝と恐怖を混ぜられないものか。すごいなあ、稲川淳二。どうしたら近づけるんだろう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません