ボン感・業界人ほど陥りがちな勘違い
私は、MAX規制や撤去リスト、一般入賞口などを「のめり込み問題だ」と、一緒くたにして考えていました。これ、どうやら違うね。違う。問題は二つに分けられる。
1.射幸性の問題
一つは射幸性の問題。MAXリストや、確変65%規制、MAX1/320規制等々。仮にも適合した機械だし、所有権の問題もあるので、「業界側の自主的な行動を期待する」というレベル。
2.遊技くぎの問題
もう一つは釘の問題。射幸性とは一切関係ありません。取説を無視して一般入賞口を閉めるのは「違法」。機種を問わず取り締まる。1円だろうが甘デジだろうが関係ない。
4円の海物語を見ると、一般入賞口を開けるホールは増えました。もちろん良い傾向なんだけど、1円の甘海は放置してるんだよね。私を含め多くの業界人には、「調査されるのは全国で導入されてる海物語だろう。そして射幸性の高い4円ミドルなはずだ」という思い込みがあった。
でも警察からすれば「違法状態の遊技機そのもの」を問題としてるから、4円だろうが1円だろうが、海だろうが牙狼だろうが関係ないんですね。むしろ、堂々と違法状態で営業している1円甘海なんて、真っ先に摘発対象だ。
射幸性は警察から業界へ「お願いすること」であり、一般入賞口は警察から業界へ「強制すること」であることを押さえたい。射幸性の低い機械だから一般入賞口は今まで通りで良いと考えているなら、全くもってトンチンカンな勘違いかもしれません。軽自動車は馬力が小さいから不正改造してもいいだろ、とはなりませんよね。
射幸性の問題と釘の問題は分けて考えましょう、というお話でした。
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Good job !