タイガーマスク3は面白かった

ガチ打ち, パチンコ

ステップアップ、擬似連、色変化と、基本部分を徹底的に分かりやすくしてある。特に擬似連スタートからの高揚感は、絶頂時の平和を彷彿とさせた。

通常時のテンションを落としているからこそ、スイッチを入れたときに興奮できる。バトル最終決定場面でボタンを押させるような野暮なことはせず、テンションを上げたまま一気に駆け抜ける。あまりにテンポよく負けるためガッカリ感に乏しく、むしろ次の投資へ繋がった。

淡めの背景にクッキリした図柄は、見やすさへの配慮、ひいては長時間打つ客への配慮と感じた。

通常時のBGMは流れっぱなしにも関わらず、大いに気分を盛り上げてくれる。一回切り派の私だが、これを境に偏見を捨てようと思う。

そうか、SANKYOにはまだ、こんな機械を完成に導く人間開発者がいるのか。5個戻しのローミドル帯で、これほどの機械を出せる実力を持っている。先日の決算発表は悲惨だったものの、きっかけ一つで再び大きく成長しそうな予感を覚えた。

電チューを使ってどうのこうのと説明すればするほど、タイガーマスクは買う価値のない機械に見えてしまう。コイツはひたすら打たせて初めて、難しいことを考えずに楽しめるマシンだと伝わる。間違ってもスペックで売る機械ではない。

稼働するかはフタを開けねば分からないが、演出のポテンシャルは5万台を窺えるクラスであった。

仕事の合間に私はこいつを打つだろう。そして登場する子供と一緒に叫ぶのだ。タイガー、頑張れと。

ガチ打ち, パチンコ

Posted by ボンペイ吉田