パチンコは再び廃棄物問題を引き起こす

スロット, パチンコ, メーカー

「昼から飲もうや」

そんな悪魔の一言で11時スタート。店を替えつつ6時間飲みました。

パチンコの廃棄台は国内でリサイクルされてると思われてるけど、ユーコーリプロやリサイクルテックで全量処理できてるわけじゃない。

人員的にも金銭的にも全く足りないため、彼らが引き受けられない分は中小業者が引き受けてる。かつては液晶を売却して利益を出していたけど、今は二束三文。

ジャグラーなんかは液晶すらないからゴミ中のゴミ。北電子はつい最近までリサイクル料金すら払ってなかったらしい。

どうにかして利益を出そうと中国やマレーシア、フィリピンに流していたけど、相手当局の規制が厳しくなってしまった。

近い将来、山間部に野積みが始まるだろうとのこと。かつて大騒動となった廃棄パチンコ台問題の再来。業界を上げたリサイクル施設を作らざるを得なくなる。

メーカーはリサイクル料金を増額され、その負担はホール、遊技者が負う。

現在の部品は、枠と役モノで質の違うプラスチックを使っており、それぞれ別々に分類しなければならない。ビスの止め方は複雑怪奇で、すべてを一人で完全に分解しようとしたら最低でも4時間かかる。1日2台が限界。

ラインで流せばもう少し増えるものの、分解の利便性を考えていないメーカーは批判されるだろう。

ちなみに最も分解しやすいのはSANKYO。部品点数が少なく簡素なのは豊丸産業。逆にクソなのは京楽やサンセイ、高尾だそうです。特に高尾の飛び出る部品は厄介なのだとか。

メーカーはリサイクル料金の分だけ値上げすればいいから危機感ゼロ。今まで通り環境に配慮しない開発を続けるはず。世間の批判がメーカーに直撃するまでは、鼻くそほじってスルーではないかと。

埼玉県寄居町、栃木県鹿沼市の悲劇は繰り返される。部品点数の多いメーカー、廃棄量の多いメーカー、品質を統一しないメーカーは、経済産業省や環境庁から製造停止処分が下されるようになるだろう。

とのことでした。