ビジネス会計検定試験3級・6 貸借対照表の形式
貸借対照表の形式とは
貸借対照表の形式は2種類あります。一つは昨日のように左右で分けた「勘定式(かんじょうしき)」。もう一つは縦にズラズラ並べた「報告式」です。
それってどういうこと?
勘定式→主に株主への報告書に使う。右(負債と純資産)はどこから資本を集めたか。左(資産)は集めた資本を何に使っているか。
報告式→主に一般人向けの有価証券報告書に使う。資産、負債、純資産の順番に並べる
どうして必要なの?
諸説ありますけど、要は「見やすさ」。並べ替えてるだけだから惑わされないようにしましょう。
ムダ知識
貸借対照表は「資本の源泉」「資本の使い道」という全く異なる視点で分けるため、左右に分かれていた方が直感的に分かりやすいのだけれど、いかんせん横長になってしまうため、小さな文字で読みにくくなるのよね。
同じく財務諸表である損益計算書は一般的に報告式で書かれるため、貸借対照表も報告式を用意されるようになったという説。
まとめ
貸借対照表には左右に書き分ける勘定式と、縦長の報告式がある。
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