ビジネス会計検定試験3級・9 資産とは

ビジネス会計検定3級

資産とは

企業に経済的な利益をもたらしてくれると期待される物のうち、貨幣の額で示せる物を「資産」といいます。部品や工場のような有形資産や、特許権のような無形資産があります。

 

それってどういうこと?

1.資金を集める(負債+純資産)

2.設備や材料を買う(資産)

3.生産活動を行う

4.売って利益を出す

5.やったぜ

資産を流動資産と固定資産に分類する際には、正常営業循環基準(2~4)を適用し、これに収まる場合は流動資産。収まらなければ固定資産。

正常営業循環基準でうまいこと判断できない場合は1年で区切る(ワンイヤールール)。1年以内に増減する物は流動資産。そうでない物は固定資産。「人間」のように金額で示せないものは資産として認められません。

 

どうして必要なの?

仕入→製造→販売の1サイクルを正常営業循環基準と呼ぶように、そもそも企業は継続的に利益を出すことを「正常」と規定している。企業として継続し続け、利益を出し続ける。すなわち付加価値を生み続ける。これこそが資本主義経済の原点なんですね。

 

ムダ知識

資産とは、私に足りない物

 

まとめ

将来、会社に利益をもたらしてくれそうな物を(有形無形を問わず)資産という。なお、金額で示せない物は除く。