日常と非日常 通常時と災害時
写真は使い回しですが、台風一過、千葉ニュータウンのマンション群は今回も概ね無事だったようです。少なくとも我が家は停電も断水も無かった。利根川の洪水警報も範囲外でしたし、災害に強い街としてもっとPRしていいんじゃないかな。
日常住みやすい街と、災害に強い街。両立する街こそ良い街だと思うんです。「災害に強いなんて関係無ぇ! 日常こそ全てなんだよ!」とはならんやん。通常時は通常時。災害時は災害時。問題を切り分けなきゃいけない。
パチンコで言えば、通常時は地域に愛されるよう頑張る。災害時は災害用オペレーションを動かす。当然、「営業するために出勤を強要することが本当に良いのか?」と考え通常時とは別の対応をする。これが問題の切り分けということね。
切り分けることで、震災時はトイレを開放しようとか、台風前に車を避難できるよう立駐を開放しようとか、災害時のみ動くオペレーションが出てくるわけ。通常時にそんな運用できないし、やる意味もない。
※キング観光の一部店舗は立体駐車場を開放したそうです通常時と災害時を切り分ける。そして両立する。通常時は自店のお客様を大切にし、災害時は範囲を広く見て公共性を持たせる。愛される店作りとは、真の地域密着とは、そういうことだと思うんだよ。でもツイッター界隈では割と叩かれるようだね。特に台風直撃でも通常営業したホールさんは面白くなかったみたいだ。 「コンビニは営業しても叩かれないのに、なぜパチンコばかりが!!」という意見もあっていいけど、多分、業界内にいるから出てくる感性なのね。だってそれ被害者意識じゃん。国民はパチンコ業界を被害者だと思ってくれる? んなわけ(ヾノ・∀・`)ナイナイ コンビニは食料や日用品の供給基地だけどパチンコは現状そうなってない。だからこそ通常時に「災害時の地域貢献(=公共性)」を取り決めておかなきゃいけないのね。 日々の営業こそ大事なんだ! というのはその通りだけど、災害時にアホ対応する免罪符にはなり得ない。今の日本人は通常時も災害時も両方見るんだから、令和の国民感情から逃げちゃいけないんだ。通常時と災害時を切り分けて両方やるんだよ。 ちなみに私、通常時に愛するホールの要素は釘です。甘釘こそ愛です。だからといって、設備や接客を最重視するホールを否定するわけじゃないよ。色々とあっていい。それこそが多様性なんだから。 ただ、災害時も通常時と同じことをやろうとすれば、これまで大切にしてきたお客様や、育ててきたスタッフから愛想を尽かされる可能性はあるよねと、そう申しているのであります。
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御意に。