りっちらんど戸越公園店ぐるぐる王国へ行ってきた
りっちらんど
東急大井町線戸越公園駅から徒歩3分の場所へ出店した、りっちらんど。同友会ホールだったと知り驚き、2円貸し1円交換と聞き腰抜かした。
脅威のレート
パチンコ2円 → 1円
スロット10円 → 5円
20割分岐www
20年前なら2円交換、10枚交換というホールも一部にあった。昔々、せんげん台のホールで、10枚交換のタコスロを打ったのを思いだした。等価無制限のこのご時世で、このレートとは、恐れ入谷の鬼子母神。
エヴァの展示会場である品川から近いので行ってみました。新鮮な感覚だったので色々書きたいんですけど、褒めればステマになるし、貶せば営業妨害になる。
株式会社パチンコパチスロギャラリーは同友会へ加盟したわけで、いわば「朋友」になるわけです。パンヤオです。ぶっちゃけ書きにくい。
—ここまで言い訳
まあ、書くよ、当り前じゃんw 「日本でここだけ」みたいなホールへ行き、何も触れないなんて、それはもうブロガーじゃねえだろ。
そも、勝てるのか
回るという定義は人によって異なる
何度も書いてきましたけど、「回る」という感覚は、人によって異なります。
ソース→【回るパチンコって、必要か?】
私にとっての「回る」は「ボーダー以上」であり、4円に比べて渋釘の多い低玉は論外。実際、低玉低スロ専業のパチプロというのは少ないんじゃないかな。食っていけない。
低玉で勝ち負けにフォーカスを当てるのは
ゆえに、勝てるかどうかという視点は、あまり意味無いと思った。だって、そこを最重要視する人はそもそも4円等価へ行くんだから。
となれば、低玉専門店に対して「勝てるのか」という基準を持ち込んで記事を書くこと自体、ナンセンスでしょう。だから触れない。ボーダーを超えたとしても書かない事にします。
2円貸し1円戻しのメリット
まず、回るよねw
今までのエクスキューズ文章は何だったんだって話だけど、打ち始めれば「回るなー」という感想を抱きます。まあ、20割分岐なんだから、当り前なのだけれども。
慣れ親しんでしまった等価の回転率に比べ、もう、異次元の世界。ぶっちゃけ、海で保3止め、ステージ止めを行なえば・・・と、思わんでもない。
回れば当然、玉の減りは遅くなる。
玉の減りが遅くなれば、お金を使うスピードも遅くなる。
ポイントはまさにここ。一般的な「等価1円」と異なり、回るんだよ。保留玉点きっぱなし。デモ画面なんて見ることもない。
低玉のメリットである「カネの減り」を維持しつつ、回る喜びも体験できる。つまりそういうコンセプトなのでしょう。まわるんパチンコですわ。三洋物産はこの店を取材すべき。
デメリット
メリットがあればデメリットもある。当り前だけど、交換するときはショック大です。借りるときは2パチなのに、交換するときは1パチとか、やっぱり、ねえ。
まあ、分かってしまえば、なんちゅーことはないんだろう。実際、晴れた平日の駅前商店街、14時という時間にもかかわらず、この小型店に60人ほどの老若男女が打っていた。
モッタイナイ
出玉感とは、頭数と、床に積まれた箱数
1パチでね。1万円突っ込んで、1万発出たら、店も客も損得ゼロ。足元には6箱ほどの出玉で、チャラ。
りっちらんどの場合、客が1万発突っ込んだ場合、2万発出しても損得ゼロ。客の足元には12箱もの出玉を積める。
なのにこの店、パーソナルなんですよ。出玉を見せられる20割分岐なのに、各台計数機なの。これはもったいない! 明らかに適性のある羽根モノを設置してないのも、もったいない。
20割分岐なのだから
20割分岐最大のメリットは、死ぬほど出しても実際はそれなりに利益を取れる「出玉の装飾性」にあると思うんですよ。
例えば、人気のある甘デジを全て箱にする。これだけで華やかな通路となるでしょう。客数が増えたら、ミドル、MAXも箱積みとしたいね。
一方、羽根モノや定量制コーナーは各台計数機にする。こうすることでシマ単位の個性も出せるし、かなり面白くなるんじゃないかな。
カチカチ君
毎度のことながら、私はスロットに関しては素人に近いわけで、記事の内容は適当に流してもらえたらと思います。
地下のスロットコーナーへ降りていったら、なんとカチカチ君を貸し出してた。写真を掲載しちゃマズイか? と思ったら、オフィシャルブログでも載ってたから大丈夫かしらね。
これってあれでしょ? 小役の発生頻度を計測することで設定を見抜くという、あれ。私は使ったことないけど、見かけはする。
うちは高設定を入れてるから! 疑うなら調べてみて! ということなのかしらね。でもこれ、諸刃の剣っていうか、逆刃刀だと思う。
期待レベルのギャップ
私はこれを見たとき、設定ALL6なのかと思った。20割分岐の経験がほとんど無いから、漠然と「ALL6かな」と思ってしまった。
スロットに詳しい人から話を聞いたところ、ALL6では20割分岐でも赤字になるらしい。とするならば、実際の設定は456なのかな? 分からないけど。
ここのギャップって大きくない? ALL6だと思い打ち始め、カチカチ君を使って調べたら4だと分かったとき、そのガッカリさは尋常じゃないよ。
ALL6じゃなかったらガッカリし、ALL6でも当然としか思ってもらえない。まさに逆刃刀です。
早すぎたカチカチ君
ホールにとって、4・5・6は高設定でしょう。20割分岐ゆえの高すぎる期待を持った客にとって、4は1、5は3くらいの感覚じゃないかな。
何度も通い、慣れてしまえば問題ないんだけど、グランドオープンから1ヵ月でのカチカチ君は、いかにも早すぎたんじゃなかろうか。
知れ渡った後に、遊技台選びの、設定456看過ツールとしてのカチカチ君なら面白かったかもね。
一昔前ならイベントにも使えたかも。普段は置いてないのに、ある日突然置いてある。で、翌日には撤去とかね。置いてある日は狙い目だ!? みたいな。
客の感覚、店の感覚
前述の「回る」と同じで、「高設定」というのも、極めて主観的なのよね。人によって異なる基準を持っている。
仮に半数を設定6にした場合、ホールは半数「も」と考えるだろうけど、ALL6を期待している客にとっては、半数「しか」となる。
店と客、定義のギャップを埋めることこそ、集客の基礎となる「信頼」なんだよね。
細かい部分
ミステリーショッパー的な「重箱ほじくり返し」視点で見てみます。これら細かい部分は、改善したところで客は増えません。放置したところで、その要素だけで客は減りません。
ただ、放置し続けることでスタッフのサービス意識は低下し、積み重ねてしまうことで客を飛ばす。遅効性の毒みたいな感じかな。
一般景品の陳列
小型店ながら一般景品は豊富でした。食品と洗剤を隣接させてるのはいただけないけど、貧乏臭くなりがちなダンボールを使った景品陳列を上手く使っていた。立体的なボリュームをもたせることで、商店街のスーパーのような趣を出してましたね。
トイレ
トイレはとても綺麗。掃除用のブラシは、客から見えない場所へ保管した方がいいかも。「スタッフの使うものは、客へ見せない」というのが基本だから。
ペーパーは柔らかくて拭き心地よし。ただ、ちょっと切れやすいかな。
トイレから出る際の段差はいただけない。今から修繕は不可能でしょうから、自動ドアに、笑っちゃうくらい派手な警告POPでも貼ったらどうかなと思った。
ロッカー
ロッカー、冷蔵ロッカーとも完備。ラックもあり、買い物帰りの客やサラリーマンにも対応できてる。駅前に駐輪場も完備してますし、誠意が伝わる。
商店街との共存
向かいの中華料理屋に、ホールのティッシュペーパーを置いてありました。何らかの提携をしてるのかな。
食事を終え店へ戻ったら、商店街のオススメ店舗を押し出していた。一軒一軒訪ねて回ったのかな。この姿勢は小型店にとって、極めて正しいと思った。
スタッフの態度と衣装
スタッフはとても真面目で、間断なく仕事を続けていました。派手な挨拶や大声、身振り手振りはなく、とても好印象。ハロウィンの格好とのギャップがすごいw
遊び心を全面に押し出すならばフレンドリーに客と会話してほしいし、真面目さを押し出すならばコスプレは不要かとも思った。
西洋もいいけど東洋もね
ホールって、ハロウィンやクリスマスみたいな、西洋系のイベント大好きだよね。でも、今のホールって若者少ないじゃん。盆暮れ正月彼岸に専用景品を並べないのかなと、いつも思うんですよ。
他にも、高齢者の多いホールで「父の日」「母の日」って、どういうことかと。他界してる人も多いでしょ。それならば重要なのは「子供の日」じゃないかな。父ちゃん用のネクタイよりも、子供に妖怪ウォッチだと思う。
再訪したいか
グダグダ書いてきましたけど、最も肝心な部分「再訪したいか」です。
結論を言えば「したい」。
ただし、「自宅の近所なら」です。
仕事などで打たねばならない機種があった場合に低玉を打つんですけど、そのとき、いつも、あまりの渋釘に耐えられないのね。
「同じ渋釘ならば回る方がいい、止め打ち次第でプラスになるかもしれない」という20割分岐は、ハッキリ言って好きです。
警察の言う「換金需要の低減」に資する
・・・いや、好きってのは言いすぎたな。「嫌いじゃない」といった感じ。少なくとも、うんこみたいに回らない、他店の真似をするだけの低玉等価よりも、遙かに「パチンコとは何か」という主張を感じました。
何より20割分岐だと、一般景品に変える喜びが最高度に高まります。だって、5000円分の出玉で、1万円の商品と交換できるわけさ。2.5円7枚が主流だった頃、CDやら家電製品やら取ったでしょ。あの喜びな。
早く時代が追いつくといいなぁ(´・ω・`)
ソース→【P-WORLD】
ソース→【富國物産HP】
ディスカッション
コメント一覧
近隣でも、ほぼ同じタイミングで
等価から20割になったお店があります。
そこの場合は、一般告知無しで突然だったので、
色々大変そうでした。。。
流行りなんでしょうか?
告知無しはぶったまげますね!Σ( ̄◇ ̄;)
定量制もそうですけど、流行というよりも「座して死を待つよりも、何か決定的な差別化をしてみよう」ということだと思います。
こんばんは
カチカチ君、使った事ないけど、使用機種は限られるのでは=4があっても判断難しい機械ならバレナイ?
カチカチ君=エヴァのイメージが強いです。
1000円でBONUS引いてロングAT引けば勝てますね
そういえばジャグラーで一人、かちかちしてた人がいました。ジャグラーって使えるんですかね。
記事を読んでて、このお店良いなあって思っちゃいました。 気軽に打ちに行けそうですし…ホント近所に出来てほしいですw
アイムジャグラーは6だけブドウの確率がちょっと良いですね。一応カウントする意味はありますね(*^^*)
効果ありますか。
となれば、ジャグラーに割数を集中しても面白いなぁ。店側からすれば、色んな可能性ありますよね。
有りですね!近くにあれば行きたい。
Pワールド見ましたがうちの店はこうなんだってのが良く伝わります。それだけに各台計数は残念ですね。こんな中小店舗さんが各地にじわりじわりと増えて欲しいな。
そうですね、こういう主張のあるホールはとてもいい。
結局、同じ機械を同じ日に導入し、同じレートと同じ回転率では、遊技人口が右肩上がりにならない限り、ジリ貧なんですよね。
こんにちはAgain
そういえば新宿歌舞伎町入口にあるF雲児も似た形態ですかね?スロ専で全6じゃないですが昔「バイオ5」で5000枚出しました。「哲也2」とか懐かしの台もありました。P-Worldには載っていません
※そういや同じ名前のラーメン屋も新宿(代々木)にあります(笑)
ほほう、そんな店が(。-`ω´-)
新宿へ行った際、立ち寄ってみます。
「低玉で勝ち負けにフォーカスを当てるのは」
の項目で、「そこを最重要視する人はそもそも4円等価へ行く」
とありますが、それは違うんじゃないですかね。
元手にも余裕があって行ける人が4円等価に行けるだけで、行きたいのに行けない人が仕方なしに1パチで勝負してる(本音は4円等価で打ちたいけど打つお金がない)ってのが現状の台、店のやり方の様に思いますね。
そうですね、1パチの人だって勝とうと思ってる。
仕方なく1パチを打ってる人も多いでしょう。
ただ現実問題として、勝ち負けの金額が大きいのは4パチなわけで、勝負を「最重要視」するならば、やはり4パチへ行くんじゃないかなぁ。
統計なんてありませんけど「仕方なく」という部分で、もう、勝負以外の要素が入ってますよね。
確か埼玉にも同じように4円貸し2円戻しに最近変更した法人さんがあると聞いたような。
そこも同じく各台計数使ってるみたいですね。
おお、4円貸し2円戻し!Σ( ̄◇ ̄;)
でもパーソナルなんですか。
差玉を出せるレートへ変えたのに、差玉を見せない設備にする意味は、何かあるんでしょうねぇ。
多分、多分だけど昔20割分岐を経験した自分が思うに・・・(しかも低玉w)
箱積み超大変になります(^_^;)
で、人出が必要になります。
そうなると人件費が・・・
で、結果利益を確保しにくい2円→1円の20割分岐では各台計数という判断だったのではないでしょうか。
ホントはホールも出玉を見せたいと思ってるでしょうねw
人件費かー。確かにそうですよね。当日、ホールスタッフはパチンコ1人、スロット1人、カウンター1人でした。箱積みじゃ、こうはいきません(‘A`)
あ、でも、甘デジだと1回あたりの出玉が少ないから、幕板部分に箱を準備できる構造なら、自分で下ろす人も増えそう。
意外にみんな冷静だからなんじゃないでしょうか
過剰に出てるように見せることができるわけですけど
出てるように見せたところででも価値は半分なんでしょと心の何処かで思う自分や他人がいる
店側は
こんだけ回してんだ後は自分で判断してくれ
みたいなー
冷静というか、冷めてるって感じですか?
結局、等価無制限以外を知っている人が減りすぎてしまったのかも。機械も等価無制限向きに作ってますし。
そこを突破するには、等価以外のホールが成功を積み重ねていくしかないわけで。どうしたらいいんだろう(´・ω・`)
I’ve come to collect a parcel