道具とはフィッティングだと思う
良き道具とはなんぞや
部屋を掃除していたら、関東京楽時代のハンマーを発見！Σ(￣◇￣;)
二つのハンマー
手前は新入社員時代に使っていたやつ。
ゲージってもう、本当に難しいじゃないですか。何より「一本」を「まっすぐ」叩けない。
とある社長さんからは、「お前の釘は千葉で2番目に下手だなw」と笑われました。それでも他業者よりうちを選んでくれたんだから、心からありがたかった。
捨てられる運命だったハンマー
叩いても叩いても上手くならない。何百台何千台と叩いても上手くなってる気がしない。そんなときに出会ったのが、上の方のハンマーです。
ヘッドが鉄製で小さく叩きにくい。鉄だから変に叩くと釘の頭を傷つけちゃう。退社する先輩社員から「よっしー、これ、やるよ」といただいたモノでした。
で。
なぜだか分からないけど、これが私にミラクルマッチした。件の社長さんからは、「まあ、見られるようにはなったな」と言われて、心から嬉しかった。
で。
やっとゲージは楽しいと思えるようになった頃、以前のハンマーへ持ち替えたら、以前とは見違えるほど叩けるようになったのさ。道具をきっかけに何か変わるってこともあるんだなと。
仕事道具はハンマーからキーボードへ
| ボンペイ吉田愛用のキーボード | |
 |
東プレREAL FORCEリンク先のアマゾンレビューにある「ひで」さんの意見が見事。
もう、これ以外のキーボードは考えられない。あまりの使い心地の良さに、それまで使っていたFILCOのキーボードは、とある女性ブロガーさんへあげたんだよね。その人とは疎遠になっちゃったけど、FILCOもね、質の良いキーボードを取り揃えてるんですよ。 |
ハンマーを持つ仕事から、キーボードを叩く仕事に変わって早10年。ノートPCからデスクトップへ切り替えた直後から、高いキーボードを買った。
上のアフィリエイトにも書いてるけど、東プレ以外、もう考えられないくらい気に入ってる。万が一壊れたときも、同じ商品を買うと思う。
道具自体の善し悪しより重要なもの
そこで思うのさ。
道具ってのは、高い安いではなく、フィッティングなんだなって。用の美とまで言うつもりはないけれど、手に馴染む、身体が欲するほどマッチする道具ってのは、あるんだよ。
もちろん基本的に、高いものは良いものなんだけど、ブラインドタッチを覚える前にリアルフォースと出会っていても、何の感動もなかったろう。
スキルを高めていく過程で、あれこれ試す過程で、必ず出会える。そう、良き道具とは、「出会うもの」なんだ。初婚でマリアージュなんて、まず、ない。
え、そういう話だったの？
というわけで。
悩みに悩んだ末、ゼクシオの中古クラブではなく、ゴルフ5の超格安セットを買うことにした。
安物を使うと恥ずかしいよw というアドバイスももらったけど、ゴルフ場に、私より貧乏な人はそうそういないだろうから、ちょうどいいでしょ。
会ったこともないオッサンの汗が染みこんでるグリップってのも、気持ちいいもんじゃないし。