あれを新規性というのだろうか

パチンコ, 新台レポート

どけどけーい、邪魔だ邪魔だ、どけどけーい・・・って感じの仮面ライダーハンドル。今まさにレポートを書いてるんですけど、あれを工夫と言っていいのだろうか。

 

ハンドルそのものは既に銀座がけろっぴの枠でやってるし、演出専用としてはルパンもハンドルだし。牙狼剣はまさに新しい感覚として認知できたけど、ウルトラバトルのぶら下がり健康器はもう、「新しい!」という感じを受けなかった。

 

 

そもそも牙狼剣さえも含め、当落判定や出玉への関与じゃないでしょ。むしろ平和のゴチ装置や大一商会の加速装置、三洋物産の完全確保装置や、豊丸産業のARシステム(V確)に、SANKYOの海猿アタッカーなどの方が、よっぽども工夫であり、新規性ではないかと。

 

飛び出すボタンや押し込む剣は演出そのものであり、「カネさえかければ」といった奢りすら感じてしまう。もちろん発想は凄いし、製品化させる部品会社の労力は並大抵じゃなかったと思う。

 

それでも「演出」なんだよ。

1回転、たった1回転の中で終わってしまう話なんだ。

点であり線ではない。ましてや面ではない。

 

演出にばかり目を向けてしまう今のパチンコ業界において、ボンペイ吉田の新台レポートはどのようなスタンスを取るべきなのか。試されてるような気がする。仮に高得点であったとしても、京楽すげー!(ワッショイワッショイ)みたいな紙面にだけはしたくないと思った。