とびとびだけどそれなりに見てたアニメ

オタク

深夜は仕事時間ゆえに全話見たアニメはないんですけども。

 

エロマンガ先生

★★★★☆

中学生が数百万部を売り上げる売れっ子作家だったり、高校生作家は数日で1冊を書き上げてしまったり、血はつながっていないとはいえ引きこもりの妹に恋していたり、なんかもう色々と無茶苦茶なんだけど、リアリティをガン無視したら結構面白かった。ただ、「この妹、絶対臭いよな」と思ってしまったので、主人公の行動はミジンコほども理解できなかった。一方、魅力的な準ヒロインからの告白を振ることで、「それくらい妹へ惚れてるんだよ」と逆説的に示す手法は、なるほどなと思った。

 

ゼロから始める魔法の書

★★★★★

主人公は獣人の傭兵。ヒロインは魔女・・・なんだけど、このヒロインは「魔術の体系を作り上げた始祖であり、全ての魔法を生み出した天才」なのよね。つまりは絶対的なチートキャラ。敵ボスの、ヒロインに対する執着と思想は並大抵ではなく、主人公に寝取られた恨みかと思ってたのに、最後の最後、最終話のラスト数分でヒロインの放った一言で、執着の理由を全て完璧に説明しきった。なるほど敵ボス、あんたの気持ち、分かるぞ

 

ロクでなし魔術講師と禁忌教典

★★★☆☆

魔法学校の生徒と、ろくでもない講師の話。エロゲーですか? という制服を羞恥心なく着こなす女子学生に驚く。それ、椅子に座る時、直パンツだよね? 「実力はチートレベルなのに、面倒くさいからそれを隠す主人公」という、なんともラノベ臭い設定なのだけれど、ヒロインは実力に対して惚れるのではなく、死にかけても生徒を守る姿勢に惚れるあたり、ちょっといいなと思った。

 

サクラクエスト

★★★☆☆

就職できない短大生が田舎の村おこしに挑戦する話。何でこんな美女が集まってるんだよという部分は置いといて、やる気のない、面倒臭いことを避けたい地元の抵抗をちゃんと描いていた。「描かれている問題はリアル。描かれた解決策はミラクル」。放送日時的に見られないことが多く、やる気のある若手がいなくなるまでに勝負しなきゃダメなんだよという、根底に流れていたリアルさはナイスだった。

 

フレームアームズガール

★★☆☆☆

プラモデルに人格を持たせてバトルさせましょう、女の子だけのキャッキャウフフという、一方向へ特化させたアニメ。体系と精神年齢(知能)の不一致に、謎の興奮を覚えた。「プラモ・フィギュアだからCGでも仕方ないよね」と見ていたら、サービス回や最終回にいきなりアニメ塗りとなりビビる。むしろコレジャナイ感に包まれ、小さい人間じゃん! CGに戻せ! とすら思ってしまった。最終回のラスト10分を使いキャラソンCDの販促を行うという荒技を見せた。

 

グランブルーファンタジー

★★★★☆

ヒロイン、ルリアの「はぁい!」というお返事を聞くためだけに見続けた。作画崩壊?何ですかそれは?というレベルの描き込み。むしろ丁寧すぎてキャラが背景へ溶け込んでしまう凄まじさでした。金をかけるだけかけて王道アニメを作りましょうという、一つの形を見せてもらった。「こういう世界に自分がいたら」というリアリティある妄想を四半世紀ぶりくらいに抱きました。

 

オタク

Posted by ボンペイ吉田