景品交換所と連帯保証人
結局の所、民主主義社会は全て契約によって成立するわけで。海外では保証金を支払うことで第三者機関により個人は保証される。でも、日本では徹底的に個人(保証人)へ債務を負わせる仕組みとなっているわけで。
契約相手を信用するか、リスクゆえに契約を拒否するか。この見積りは業務そのものであり、企業が個人相手へ、一方的にリスクを被せるのはフェアなのだろうか。うちの父も生前、色んな人の保証人となったけど、最後はそれで破産へ追い込まれた。
欧米は個人主義といわれるけど、実は日本こそ個人主義なんじゃないかな。連帯保証人なんて、むちゃくちゃな制度だよ。他人なのに本人と同じ責任を負わねばならないんだから。「他人だけど本人と見なす」時点で、そりゃもう民主主義なんだろうか。
景品交換所の業務を受ける際は、連帯保証人を1人、厳しい会社では2人、必要となります。それだけ金の持ち逃げが多いってことなんだろうけど、連帯保証人2人って実際問題、とてつもないハードルなんだよ。
高齢者でも働ける職場だから、仕事を受けたいという人はとても多い。でも、連帯保証人を用意できず、諦める人も多いようです。
今回、景品交換所の仕事をもう一軒(週に3日)いただけることとなりました。現在の交換所は10年以上やってるんですけど、新しい交換所である以上、再び連帯保証人が必要となります。
昨日、行ってきました。3時間くらい話しました。
「吉田さん。万が一の時は、私たち家族全員、首を吊らねばならないことを、忘れないでほしい」
この時の感謝と胸の締め付けは、生涯忘れぬと誓います。
ディスカッション
コメント一覧
ボンペイさんの言いたいこともすっごく分かるけど、商売ってそんなもんです。別にボンペイさんにやってもらわなくていいんだから当事者が言うことではない。ボンペイさんって結構まともなこというけどちょっと違和感があって、それが何かわからなかったけど、今はっきりしました。あなたは謙虚さに欠けてます。自分の思想を前面に出しすぎます。そんなんじゃこれから先の構想にもぼくは賛同できませんね
仕事は、受ける側が弱い。
商売とはそういうもの。
代わりは他にいくらでもいる。
当事者はあれこれ言うべきではない。
謙虚でなくてはならない。
ということですね。
今後は謙虚に、自分を出さないようにしていきます。
そうすることでギャラリーが実現するならば、そうした方がいいですよね。
ご指摘、ありがとうございました。
私も連帯保証人なんて本当になくなれば良いと思います、この滅茶苦茶な制度のせいで倒産したくても出来ない会社がたくさんありますよね。
そう、連鎖倒産。
保証人に迷惑をかけたくないから無理して営業を続け、どうにもならなくなって倒産し、余計に迷惑をかけてしまう。
保証人を取る側は、今のままの方が助かるんでしょうけれど、経済がより回るようにするにはどうしたらいいかを考えねばならないと思うんですわ。