よしだけいし10さい
ぼくのなつやすみ
先日、祖母の見舞いへ行ったとき、助手席の母とあれこれ話しました。やっぱり昔話になるよな。
ふと、小学4年生の夏休みを思い出しまして。夏休みの自由研究を完遂できなかったことを覚えてるのね。当時9歳の吉田少年（肥満児）は、こんな実験を思いつきました。
ふんわりふわふわは本当か？
みなさん、自分で洗濯する？ 洗濯には柔軟仕上げ剤を使うじゃないですか。二大巨頭は、花王のハミングと、ライオンのソフラン。そして、スーパーで売ってる格安品の「ソフター」とかね。
それぞれの柔軟仕上げ剤で洗濯したタオルを同じ枚数ずつ重ね、「かさ高」になるのはどれか調べる。さらに、上からボールを落とし、「めり込む深さ」を調べる。
これにより、最もふっくら仕上がる柔軟仕上げ剤が分かって、面白いんじゃないか？ これを夏休みの自由研究にしたらどうだろう！？
できなかった悔しさだけが残った
今思うと、9歳児の発想じゃねえなw まあ、パソコンのカタログを集めて性能を比べてたくらいだから、比較ってものが当時から好きだったんだろう。
ただ、この実験は頓挫します。頓挫した理由は断片的にしか思い出せない。クソ貧乏だった中で複数の柔軟仕上げ剤を買ってもらうのを躊躇したとか、試しにやった実験で、うまく写真を撮れないことに気付いたとか。
いずれにせよ、実験は最後まで行なわれず、別の自由研究を提出しました。何を提出したかは完全に忘れた。覚えているのは、約10日後に訪れた10歳の誕生日に、「ちゃんと最後までやりたかった」と後悔したこと。その気持ちだけ、しっかり覚えてる。
そして現在、そして未来
これを話した瞬間、助手席の母が怒りまして。
(母ﾟДﾟ)なんでその時、あたしに言わなかったの！
(母ﾟДﾟ)そんな面白そうなこと、むしろ積極的に協力したはずだわ！
(母ﾟДﾟ)今からでもやれ！ 今からでも！
(´･ω･｀;)
まあ、うちの母らしい反応ですわな。昔から自由研究とか大好きだったっけ。
もちろん、今からハミングを用意することはないけど、この歳になって、小学生時代の自由研究で後悔し直すことになるとは、何ともしょっぱい話だ。
今、パチンコパチスロギャラリーの設立を目指して動いています。自由研究とは全然違うけど、まっさらな模造紙にあれこれ書いていくのは、似てるかもしれない。いずれにせよ、30年経った後、30年前を思い出して後悔するようなことは、したくないのよね。それじゃ私の人生、後悔だらけになっちゃう(´･ω･｀)ｼｮﾎﾞｰﾝ
