まわるん大海3の現状を見て
パチンコの現状を憂いつつ、感謝
大海2や沖縄3の導入時期と比べ、あんまり良くないね。茂原界隈ではそれなりに回す店も多い。今のところ、「もともと海で集客できているホールは、大海3も高稼働」ということみたいだ。
ただ、新機軸のため、まだ結論を出すには早いとも思う。「今までと違う機械だけど、今までと同じ基準で評価した場合、ダメ」という理屈は、レポートを書くときにいつも葛藤する部分だ。
いずれにせよ、納品前に「機械代は回収できるから開けて!」と書いたことに対して、応じてくださったホールさんには感謝します。ありがとうございます。心から感謝します。
転じて、私のこと
まわるんぱちんこを回さず、機械代をブン抜くべきだったのか? そもそも買わずにスルーすべきだったのか? 納品前にスタンスを決め、回せと主張した私は?
あれで、「吉田は三洋の軍門に降った」とか、くだらない噂も耳にしましたよ。それを思えば、リスクばかりの発言だった。
スルーして、何もいわず、結果を見てからしたり顔で論評する。そういった利口な、小利口な生き方を私はできるのか? とか、色々考えちゃいますけどね。
「まわるんパチンコなんだから、海なんだから、回せよ!」と主張した一点については、間違ってなかったと思う。仮に超低稼働で終わったとしても、だ。
大海3に関して後出しジャンケンは許されないんだよ。それほどの注目機種、業界の未来を占う機種なんだから。結果、正しくても、間違っていたとしても、事前の論評から逃げることは許されなかった。
善戦しているホールの特徴(サンプル少)
とりあえず、元々海の強かったホールを除けば、
沖縄3の一次撤去(保管)を行ない需給バランスを整えた
ヘソ比率を上げ、確変中に減ってもいいから電チュー入賞率を下げた
ただでさえきついスランプを緩和するため、道釘を上げた
そんなホールは、意外と善戦しているように見える。残念ながら、回すホールは高稼働という形には、現状なっていない。
図らずも、「回るパチンコに関するコラム」の正しさを証明する結果になってしまった。
そも回るとは何ぞや
- 回るとは、ボーダーを超えることです(負けても我慢できる)
- 回るとは、大勝することです(回らなくても我慢できる)
- 回るとは、昨日よりS値を少し上げることです(ホール)
- 回るとは、S値を下げにくくすることです(メーカー)
これらを全て一律に「回る」と表現するのは、やはりどこかに無理を生じさせるよね。
人によって異なる「回る」の定義を今一度考えなおしたとき、大海3の苦戦は、2番のファン(回らなくても大勝ちできればいい)ばかり残ってしまったという、客層の構造変化に起因するのではなかろうか。
そう考えたとき、MAXを出せなくなる今後は、客層の構造変化を再度促すかもしれない。エコパチと歩を一にするかは分からないけれど、私はそこに、最後の希望を見出します。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません