買いは家まで 売りは命まで

株・FX・仮想通貨, 経済

株を買った企業が倒産しても、投資家は「紙くず」さえ覚悟すれば、それ以上の損失はありません。例えば10万円の株があったとしますよ。買って倒産しちゃったら10万円の損失だよね。こないだのスカイマークみたいなケース。

でも、空売りは違う。10万円で空売りした株が何かのはずみで連続ストップ高。30万円、50万円と値上がりし、取引できぬまま110万円まで値上がりした場合、10-110=-100。100万円の損失だ。

110万円で取引できればいいけど、万が一そのままストップ高で取引できず、200万円、500万円、1,000万円と伸びていったら? 1,010万円まで上昇してしまった場合、損失は1,000万円となる。1,010万円でも取引できず、何もできぬまま2,000万円、5,000万円と伸びていったら?

だから空売りはすぐに決済するのが基本。私も3日以上は持たないようにしています。

 

しているんですけど、任天堂は、空売りした日に「スマホゲームへ参入」となった。現在、スカイマークを超える31万円の損失を出した状態でストップ高。決済したくてもできません。明日もストップ高となれば、さらに30万円かな。

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「売りは命まで」とは、そういうことなのね。買いポジションなら最大でも家を失うだけ(損失の総量が分かる)けど、売りポジションは命まで失うことになる(損失の総量が分からない)ということ。

 

任天堂は無借金経営で、流通する株式量が少なく、外国人投資家も大好きな銘柄。これはまだまだ上がりますよ。もしも10月以降の利益を吹っ飛ばしたら、そこで退場ですわ。

何かと因縁のある任天堂。前回の退場も任天堂株が直接の原因だった。二度目の退場も任天堂か・・・。

 

とりあえず、他の銘柄はいつもの通りに取引しています。任天堂を除けば前日比+4万円です。なんというか、こういう「最大の原因から目を逸らし、己に都合の良い結論を出して安心したがる」ってのは、まさに依存症じゃないかと思ってみたり。

 

さあ、仕事をしよう。

って、これも現実逃避かな(乾いた笑い