極論が好きな人々は、自分の苦労を認めてほしいだけ

業界ネタ

客「もっと出せ」
店「赤字になったら店が潰れる!」
店(誰に聞いても出せしか言わない)

ファン「波の荒い台はお腹一杯」
開発者「でも牙狼や慶次は人気ですよね」
開発者(そういう意見は知ってるんだよ)

なんつーか、意図的なのか何なのか分からないけど、「全部そうしろ!」と言ってるわけじゃないのに、なぜか中間を排除して極論へ振りたがるよね

だれが全台赤字にしろと言ったのか。だれがマイルドな機械「だけ」にしろと言ったのか。

 

精神安定なのか保身なのか分からないけど、いきなり極論を持ち出したり、そんな意見は知っていると、相手の言葉をストップする。なのに「意見を聞きたい」「私は意見を聞くタイプ」とか言っちゃう。恥ずかしいったらねえわ。

そりゃ意見は聞きたいよ。私だって聞きたいよ。レポートは役に立っているか、読んでいて面白いか、ブログは楽しめるか、色々と聞きたいよ。でも聞かない。聞いたら負けだと思ってる。とことんまで自分で考えて、工夫を凝らし、努力を重ねたのに行き詰まったら、自分の敗北を認めた上で、初めて「神」にすがるんだよ。

自分の意見を優先したい状況で、神の意見を聞きたいとか、どんだけ甘えてるんだろうかと思う。

 

意見を聞くときには、聞きたいときには、まず結果を真摯に受け止める準備をせにゃならんのよ。否定意見を求めず褒めてほしいだけのアンケートや、あわよくば考える苦労をショートカットしようという下心プンプンの意見募集は、本質的に客をバカにしてる。

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Posted by ボンペイ吉田