戦国乙女4の辛辣な感想
結論から言っちゃうと、パチンコにおける戦国乙女は今作でGAME OVERだなということ。3万台クラスのシリーズだから続編は出すだろうけど、基本的には終わったと思っていい。
初代は甘デジでミラクル稼働した。
二代目は掴んだチャンスを確たるものにすべく、敵と味方を共に強化して世界観を掘り下げた。
三代目はより多くのセールスへつなげるべく甘デジの機械という衣を捨てるべくMAXに挑戦した。
二代目も三代目もキープコンセプト。結果としてホールに認知され、MAXで販売台数も伸ばした。しかし、稼働は伸びなかったんだね。
四代目の今作、最大の使命は何かといえば、向こう10年に渡り売り続けるべく「大きく変化させること」。ファンの声を無視してでも、現代パチンコに適応すべくフローを鍛える。今まで以上の開発費をかけても構わない。何が何でも変化と成功を両立させる。そんな意志を感じた。
ちょうど40分の遊技を終えた段階で思うのは、プロデューサーの精神的負担は大変だったろうなということ。そして残念ながら、今回のチャレンジは失敗に終わるだろうなということ。
細かいことを言い出せばキリ無いから言わないけど、変化こそ使命という部分を差し引いても、やってはならないことを詰め込みすぎた。
映像屋の好きにやらせてしまったような、いかにも容量を食いそうなムービーと、割を食ってしまった通常時の演出不足は、打っていてキツイ。
戦国乙女の主役は誰なのか?
平和と白組との間で見解に相違があるのではないかとさえ思った。
ディスカッション
コメント一覧
あまりにもありすぎて見てるだけでつらいですな。
何が何でどうなりゃいいものかと自分が信用できなくなりますな。
何に期待してるのか自分自身が不安になりますな。
萌えパチンコのヒット機種には、「主役はプレーヤー」という要素を持つ機械が多い。戦国乙女シリーズは前作まで、この要素を薄く盛り込んでいました。
最近稼働中の戦国恋姫は、これを濃くしています。プレーヤー対数十人のハーレムをやりおった。女の子達から潤んだ目で告白され、セックスし、朝は旦那様と呼ばれて一緒に朝ご飯ですよ。
乙女4は残念ながら、プレーヤーは傍観者へ追いやられてしまいました。前作までは手の届きそうな位置にいた彼女らは遠ざかった。プレーヤーはキャラ同士で何かやってるのを(カネ払って)見てるだけの存在へ落とされてしまったんです。
この機械に負わされた使命を考えれば「大いに変化すべし」なんですけど、絶対的な主役(プレーヤー)を変更してしまったら、それはもうシリーズ機とは言えない。
でも、個人的な感想なんですが打つことに耐えられる新基準の台がこの台ぐらいしか無いんです……。
300分の1のスペックの中ではこの台以外の台は比較対象にも挙げられないと思うんですよね。
保留変化に関してもスカがほとんど無いので、稼働中のイラつきが少なく、長時間打つことに耐えられるなという印象です。
最近の台の中では、戻し個数の割にボーダーも高くないですから、少なくとも俺はしばらく打ち続けると思います
自分は釘が甘ければ打つかなぁという感じ。
ヒロキ3号は萌えに力を入れてるようなので、稼働を落とした後の開け直しに期待しつつ、ガセ保留変化ばかりの戦国恋姫を打つかと思います。
私の場合長時間打つのは、何らかの攻略法がある機械か、回るのを確認してスマホで仕事をしながら打つ機械か、のどちらかです。
あまりにもレアケースなので、気にしないでください。