ボン感・新装開店 今昔物語
新装開店のチラシを見てふと思った。20年前の開店チラシには、写真は愚か、イラストや機種名すら書いてなかったなと。
大きな文字で新装開店と書いてあり、後は開店時間とホール名だけ。それでも200人300人と集まった。
今はフルカラーで、機種名が入り、盤面も掲載し、可愛いキャラクターがニッコリ微笑んでるのに、初日から空席。
これの示すことはただ一点。
昔・主役は現金。抽選でお金を配る日だったから血眼になって参加した
今・主役は機械。新台の有料お披露目会だから誰も来ない
社会構造の変化とか、携帯にカネを使うからとか、そういうのは一切関係なく、ホールから客へ与えるものが、現金から新台へと変化してしまった。お金あげるから打ってみてよ、ではなく、打ちたければ金を払え、になってしまった。
そら、よう打たんわ。
どんなに凄い版権でも美麗液晶でも、激しいスペックでもド派手台枠でも、現金抽選配布会には勝てない。それを証明した20年であったように思う。
ディスカッション
コメント一覧
失礼します。
勝てないパチンコでいつまで
商売できますかねぇ。しかも、客の
離脱は止まらないでしょうし。
12月末、もしくは来年3月末。来年は廃業、閉店ラッシュとなります。それはもう確定的。
問題はそこからなんですよ。果たして底打ちするのか、新規を取り込めるのか。
失礼します。
確率や機械割があてにならない、
それこそやみくもな状態で特に新規の
人が打つんですかねぇ。
スロットはよく分からないですけど、パチンコの確率は信用できますよ。一連の警察主導による規制は、「きっちりしよう」という話ですし、長期的には悪くないと思います。
新台入れ替えは、スロはともかくパチンコの方は
今になっても客がつく理由はなんとなくわかります。
メガコンテンツや店が推したい台以外の客寄せ目的の導入台は、
開け返しなんてありえなくて新台導入当初ですらギリギリ打てるかどうかの釘。
一週間もすれば締められて撤去まで店の貯金箱同然の釘で放置だから
打ちたければ新台を新台期間中に打つしか無いんですよね。
昔みたいにイベントがあればそこで開いた釘の台を打てたけど
イベントが無い今は釘なんてまず動かないし。
そういう点では客側にとってはまだ新装開店の意味もある…のかなぁ。
入れ替え頻度を下げて、入れた台を大事に使ってくれた方がありがたいけど。
なるほど、勝てるから打つというより、初日に打たねばもっと閉められると分かってるから、消極的な理由で打つと。
確かにそれはあると思う。でもホールからすれば「新装開店は集客できる」という認識が変わらない。中身は変質しちゃってるのに認識を変えられないから、有効な手立てを打てないと。
新台の有料お披露目会、うまい表現ですね。昔は、ラジコン式の飛行機で新台入替を宣伝してましたね。出るわ出る出る玉の洪水…。とか言ってました。あっ、茨城県です。