民族の誇りや正義感でパチンコを危機に晒すなという話
政治家も警察も世論に弱い
民主党政権時代にセミナーで語った話なんですけどね。
パチンコビジネスと、民族としての誇りや参政権を求める運動が真っ向対立した場合はどうするのかという問いかけ。行き過ぎた民族感情の発露により、一部の在日コリアンが日本や日本人に対する暴行や嫌がらせを始めてしまったらどうなるか。しかもそこにパチンコ業界関係者を多く含んでいたらどうなるか。当たり前だけど、政治家も警察もパチンコを潰しにかかるよね。だって世論がそっちへ行くから。
まさか10年経過して同じ危惧を抱くとは思わなかった。
保守系サイトを潰す、ネトウヨ春のBAN祭り。
何度も言うけど、これに参加してるパチンコ業界人はいないよね? もしもいたらすぐにやめる。身近にいたらやめさせる。必ずバレるぞ。
パチンコ業にとって何のメリットもないからね。 https://t.co/6mAVrWTalb
— 吉田圭志(ボンペイ吉田) (@epachinko) October 28, 2018
日本人の財布をアテにするビジネス
パチンコビジネスにおける最終消費者は日本人です。日本人のカネなくしてビジネスは成立しません。民族感情で日本人を叩けば、パチンコへの逆風になる。少なくとも追い風にはならない。なるはずもない。
民族としての誇りを捨てろとは言ってないよ。それはとても大切。ただ、祭りに乗っかって、動画やツイッターのアカウントを削除依頼をかけまくる運動に参加したいなら、パチンコビジネスに迷惑をかけちゃいけない。この手の祭りは、有名人のアカウントを停止に追い込むと称賛される。すなわち正義の行いを成したのだと。当然、エキサイトしていく。最終的には政治家や保守系著名人が最終ターゲットになる。停止に追い込まれた人はどう思う? パチンコと在日を切り離して考えてくれるかね。
絶対無理だぞ。
むしろ運動をやってる人達がパチンコ業界関係者じゃなくても、紐付けて考えてくる。一般市民のアカウントなら大した影響は出ないけれど、権力者や発信力を持つ人ならそうはいかないよ。パチンコに好意を持つ人間を増やさねばならない時に、彼らを敵に回す意味はどこにあるのか。百田尚樹のような人を増やし、パチンコファンは増えるのか?
同胞のビジネスを危機に晒すな
民族問題とパチンコビジネスは、天秤にかけてどちらかを選ぶような類の問題ではないでしょ。
ヘイトスピーチは問題。そこはいい。ただし、ヘイトスピーチを潰す過程でパチンコビジネスまで潰れるとなったら、それで喜ぶのは誰なのかを考えてほしい。レイシストとして潰された人達の怒りの矛先をパチンコビジネスへ向かわぬような仕組みを用意してるのか? してるわけないわな。そんな危険性を考えたこともないはずだから。使命感と正義感、そして達成感。これらは麻薬だ。そんなものに酔いしれれば、娯楽はいつしか過剰な破壊活動になる。制御不可能となり問題化する。
パチンコビジネスと民族の誇りを対立させてはいけない。それは本来一体であり、先達の一世二世が血を吐きながら達成してきたものだ。
「BAN祭り」などという遊び半分で潰していいものじゃないんだよ。違う! これは遊びじゃない! 聖戦だ! ヘイトスピーチをまき散らすレイシストを潰せ! と思ってるならば、それはもうパチンコビジネスと真っ向から敵対する存在になったという証だ。
まあ、日本人の、しかもネトウヨである私が言ったって聞く耳を持たないだろうけどさ。お前ごときが在日を語るなの一言で終わりだろうね。でも、吉田の危機感は当るって知ってるべ? ネトウヨだから分かるんだよ。悪いことは言わん。やめとけ。
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