CRストライクウィッチーズ~ぱちんこじゃないから恥ずかしくないもん!~
三洋物産のクレジット??
まだ見てないんですけど、劇場版ショートムービーの「協力」に「SANYO」とあるそうです。うん。うん。
動揺なんてしてないよ、これっぽちもね(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
や、冗談は置いといて、咲を作った実績ありますし、予算豊富な会社ですし。もしも京楽産業.だったら、動揺どころか寝込んでしまったかもしれない。
液晶のクオリティは全く心配してない。でもね、三洋物産ってさ、演出の強弱を致命的に間違えたりするじゃん。それがね、ちょっとね。
書いた瞬間、叶わなくなる
とあるメーカーさんから言われたんだよ。ブログで書くのは構わないけど、書いた瞬間、開発者はソッポを向くよって。
そらそうやんな。プロのプライドがあるし、分かる。「吉田のブログを読んだのかw」なんて言われるのは、屈辱以外の何物でもないでしょう。でも書いちゃう。
そもそもパチンコ版を出せると思えないんだよね。スロットでしょ、あるとしたら。不二子の黒パンツすら自主規制しちゃうパチンコ業界だよ?
警察「清浄な風俗って知ってる?」
三洋「いえ、これは」
警察「パンツ丸出しで少女が戦闘とか」
三洋「・・・ぱ」
警察「パ?」
警察「・・・パンツだよね?」
三洋「はい」
みたいな!
あ、ここから先、ストパンを知らない人は何を書いてるか分からないと思うんでヨロシク哀愁。
復活演出を予想してみる
ネウロイにやられる宮藤芳佳。暗転すると、文字と共に「宮藤?」「芳香ちゃん」と、501各キャラの声が聞こえ、「起きろ、宮藤!」と坂本さんの声が轟き、目を覚ます宮藤。ボタンプッシュもありそうだね。で、復活した宮藤はネウロイを倒し、大当りと。
こんな演出だったら、ガッカリするわ。
暗転後、「まだ戦える」「守りたい」と宮藤につぶやかせ、「力を貸して!」 → 画面タッチ → 復活! だろうよと。
や、文字にするとものすごく素人っぽいけど、大切なのは、打ち手の力を借りて復活する点。ネウロイを倒すのは魔女だけじゃない。プレイヤーも参加するの。オタがアニメキャラへ魔力を供給できるのはパチンコ版だけだよ。この幸福感はパチンコじゃなきゃ味わえないんだ。
君とならまた飛べるよ
2期のOPに、こんな一説がある。
いかにもな感じのクサい歌詞だけど、これはストライクウィッチーズの心髄だと思うのよ。各国のエースを集めたチームに、いきなり放り込まれた素人が宮藤。チームは彼女を育て、彼女はチームを変える。
宮藤だけが、あるいは501のチームだけが頑張ったって仕方ないの。打ち手も一人の戦士として、ネウロイを倒し、出玉を獲得するんだよ。
ストパンは1期も2期も劇場版も、首尾一貫して「一人じゃない」と言い続けた。ならば、ハンドルを握るプレイヤーを一人にしないでほしいのよね。
日常と戦闘を逆にしないでほしい
ありがちな展開として、通常時は超まったりしててさ。ミーナのズボンでネウロイ退治リーチとか、ルッキーニのが肝油飲んで「ダディゴデー」と言うとか、バルクホルンの「お姉ちゃんコスプレリーチ」みたいな、日常系捨てリーチばかり頻発する。
疑似連で警報音、リーチでネウロイ登場。スピード感を重視したV-STで、電サポ中はネウロイと戦い続ける。
これをやったら本気で脱力しますわ。だって、平和な日常ってのは獲得するものであり、与えられるものではない。だって舞台は戦場なんだから。
◇アニメ版
通常 → ネウロイに苦戦
サービス回 → 平和な日常シーン
◆ありがちなパチンコ演出
通常 → 平和な日常シーン
電サポST中 → ネウロイに苦戦
逆やろ、パチンコ逆やろ!
日常は電サポ中へ持っていく
通常時はみんな真面目。特訓やら模擬戦闘、小型ネウロイとの戦闘を重ねる。
リーチとなり大型ネウロイ登場 → 倒して平和を獲得 → 特賞中はOPムービー → 電サポ中は日常を満喫
という展開になれば、日常系リーチは全て右打ち中に登場するため、彼女らを嫌いにならずに済む。だって、片っ端から当るんだから。
そもそも、なんで右打ち中は走ってたり飛んでたりしなきゃいけないんだよ。疾走感が必要なのは激アツリーチ中と特賞中でしょ。右打ち中を「一時の平和な日常」とすることで、STを抜けたって「通常の戦闘状態」へ戻るわけで、まさに原作通りだ。
通常時はネウロイに勝てない。アニメの中でも、ウィッチは各地で苦戦してるわけじゃん。だからこそ、つかの間の平和が光るわけで。パチンコで、わざわざ逆にしないでほしいなと思うのであります。
プレイヤーを501の一員として扱う演出
平和な日常の演出は全て電サポ中
どうせスロットだろうし、パチンコだとしてももう間に合わないだろうけど、ストパン好きとして、どうしても書いておきたかったのでした(´・ω・`)
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1期1巻のAmazonレビューが忘れられません。「世界設定のなかに『飛べるのは魔力の保つ少女の間だけ』というのがありますね。ニ十年程前、実際2~3000mの空を縦横無尽に飛んでいたわたしとしては…、これは少し胸に刺さります。現実世界でも、若い頃に自由に飛翔していた連中が大人になるとたいてい『飛べなく』なるんですよ。まさに魔力がなくなるようにね」
・・・なんか、ちょっと切なかった。
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ディスカッション
コメント一覧
私もクリエイターの端くれ。物を作って飯を食っている者ですが。
ブログに書かれたぐらいでそっぽを向くほど皆さん小さなプライドにこだわっているのでしょうか。
単に作っちゃってから「あちゃ、やっちゃったな……」という感じにしか見えないのです。
特にパチンコは制作時間が非常に掛かっておりますし、会社が古いと人の感性も古いですし、制作サイド最初の“お客さん”は「上司」ですから(作家の最初の“お客さん”が「編集」なように)。まず最初のゲート突破が必須。
となると……「あー、こんなもんかな……」という内容になってるとしか思えません。
コンテンツを作ってるだけに、扱い上手なはずの平和さんでさえ「こりゃねぇよ!」というのが幾つもありますし。
本来パチンコ・パチスロとWin=Win築けそうなコンテンツ業界の人間が“舐めてる”(以前吉田さんが言及して田と思います)のも、結局「金を出して買ってきた(この場合借りてきた)ものを大事にしない」ってところに落ち着くのでは無いかと思います。
なので、個人的に吉田さんの『ストパン』で見たいぜ! は言い続けていいと思うのです。だってファンでしょう。いいと思いますよ。ほんと。
書き込み、ありがとうございます。
>ブログに書かれたぐらいでそっぽを向くほど皆さん小さなプライドにこだわっているのでしょうか
まあ、実際にそう言われたわけで(´・ω・`)
私はとても嫌われているので、そういう部分は大きいと思いますよ。「吉田はムカツク」と思ってる人は、「吉田がブログに書いてたよね、そのアイディア」と言われることや、言われる可能性自体を心から嫌がるでしょう。私を嫌ってない人なら、そこまでではないでしょうけど。
感性の古さ、老害は、どの業界でもありそう。かくいう私も、ダラダラ書いた今回の内容について「発想が古いな」と思いますし。開発者はもっともっと先へ行ってることを知っていますから。
>金を出して買ってきたものを大事にしない
この部分は、どうなんですかね。
「大事」の定義は、版権を出す側、買う側で異なるかと思います。出す側は世界観を大切にするでしょうし、買う側はパチンコとしてどうなのかを重要視するでしょう。
個人的に思うのは、世界観を大切にしたいなら、売らなきゃいいと思う。皮肉でも嫌味でもなく、パチンコにするだけで嫌うファンだっているでしょうし。
逆にメーカー側も、版権漁りみたいなことをやってるから、開発力が落ちるんだと思う。有名版権だから稼働するってわけじゃないんだから、パチンコとして使いにくい版権は買わなきゃいい。
あ、ここまで書いて思った。私のブログは、版元もメーカーも、両方不快にさせますね。ファンなんで言い続けちゃうんですけど。
演出だけ進化して、パチンコそのもののが面白くなくなっていると、CRルパンとか打っていてものすごく感じてしまっているのです。
なんか、大人を幼稚化させているのが今のパチンコなんだと思うんです。
ほとんどがアニメ版権、オリジナルでも萌え系だらけ。
個人的にアニメも萌えもアイドルも大好きなんですが、こうもパチンコが子供が好きそうなものばかりになってしまっている。
良くないと思うんだけどな。
ストパンはけっこう好きですけど、
「力を貸して!」 → 画面タッチ → 復活!
は恥ずかしくてちょっと嫌です(笑