ボン感・パチンコ業界の一番長い夏・7月
この記事の続きです。
6月、調査してみた
一般入賞口問題の調査を警察から依頼された健全化推進機構は愕然とします。実際のホールへ覆面調査をしてみたところ、一般入賞口へ全く入らない。12月以降は警察へ報告するよと宣言したのに、全く入らなかったんですね。
政治と行政が一体となってパチンコ業界を消滅させる危険すらある状況でも、ホールサイドは直径11ミリの玉を一般入賞口へ放り込むことを(事実上)拒否したわけです。
・・・と、ドラマチックに書いてますけど、実際は開けてるんだよね。それまで11.03mmだったピッチを06mmや10mmにしてる。見た目でも開いてる。でも繰り返すけど、警察は「入れろ」と言っている以上、保通協では実際に「入った」以上、入らないならただちに違法と言われても仕方ないわけで。
7月、改善されたよ!www
全く入賞しなかった6月に比べ7月の結果は以下の通り。
3,000発近く打ち込んで、1~3個が37台、4~6個が11台、7~9個が4台、10個以上が1台。およそ6割の遊技台は入賞0個
警察の求める1,000発打ち込んで数十個とは、絶望的な乖離がありますな('A`)
ソース→【健全化推進機構】
7月16日・日遊協が動く
警察の求める水準を満たす釘について「健全化勉強会」を開くと発表。と同時に「全日遊連の自主規制案は実効性に乏しい」と批判した。
この話を聞いたとき、ちょっと首をかしげたんだよね。日遊協のトップはピーアークの庄司さんなので言い辛い部分はあるんだけど・・・。まず、健全化って、今の状態は不健全なのか、という話。日遊協に加盟してるホールさんの釘は今、健全なの? 不健全なの?
そして全日遊連の自主規制は実効性に乏しいかもしれないけど、それでも全日は唯一のホール団体であり、日遊協が批判する筋の話なのかと。じゃあ、勉強会を開けば実効性を担保できるのか? って思うじゃん。
一方、庄司さんがあれほどの言葉を重ねるということは、つまり、警察からの要望はもう、逃げられない、かわせないレベルなのだということを物語っていた。そもそも日遊協は業界内の横断団体であり、庄司さんは、対立を煽って裏技を繰り出すような人ではないのだから。
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