ガルパンはクソである
ダー「あらやだちょっと小さいじゃない」
ダー「そうそう、拡大してよく狙いなさいな」
パチンコ版ガールズアンドパンツァーのクソなところ
表示領域がクソ狭い
キャラ萌えなのに通常図柄の頭半分がぶった切れてる
戦車という壮大かつ爽快な素材なのに液晶を分割して小さく見せてる
リーチは2分を超えてからがリーチだ
2分経つまでは長い予告だ
図柄が揃いアタッカーオープンまで40秒もかかる
デモ画面でグロリアーナ女学院を選択しても初大当り後に選べるのは大洗か黒森峰
いつも言ってますし、見かけるたびに言うつもりですけど、ほんと、普通の大型液晶で出していたら、どれだけ気持ちよかっただろうか。
SANKYOや高尾、サンセイならば大きな画面で見せてくれたろうか。
残念だよ平和。この版権を小さく小さく見せるなんて、一体どこを見て開発してんだと。
長いばかりのリーチを見て、平和株の売却を決めた。もう、この会社はゴルフ場運営の会社なのだろうと。パチンコメーカーとして持つ価値はないと思った。
次の日、トキオを打って株を買い戻したのだけれども。
うんこなガルパンにも素晴らしい点が一つだけあって。
それは通常時のBGM。
他メーカーは「曲を覚えさせたくないの!」と決めたのか、耳に残らぬ楽曲を10回転程度でコロコロ入れ替える。それはもう固い意思で、心を一つに、異様な熱心さと、病的な執着を注ぎ込んで楽曲を増やし、その機種の通常曲を覚えさせまいとする。
実際、口ずさめる機種、ほとんど無いでしょ?
でもガルパンは違うんだな。一つ一つ耳に残るし、数十回転は維持する。変化してもメインテーマに編曲を施したものを使用し、「この機種はこの楽曲」という姿勢を崩さない。
一貫した姿勢は大当り中にも及び、他機種のような「誰も知らんわこんなん!」という歌を10も20も選べるような、豆鉄砲も数撃ちゃ当たる的な真似はしない。
醜いマルチ液晶、オナニー臭漂うリーチの長さ、当りまで遠く感じるフローではあるけれど、楽曲の使い方と、何にも似ていない機械を作ろうという気概は伝わった。
開発者の気概に価値を見出し、このクソみたいなボーダーのクソみたいなマルチ液晶と、今日も向き合う。
パチンコ版のガールズアンドパンツァーはクソだ。クソだが、凡百のクソ台とは一線を画す、打つべき価値のあるクソ台である。
ディスカッション
コメント一覧
初めまして、いつもROMっている人間ですが今回の記事内容で思わずカキコさせていただきました。
自分は2009年?頃に出たぱちんこ「南国育ち」から、平和の(萌え)ぱちファンになった人間です。
その後「同名」シリーズ、「戦国乙女」、「麻雀物語」とハマり、
(お天気スタジオも少々。)
今年は「乙女フェス」と「ガルパン(スロ含む)」しかまともに打ってません。
ここまで平和厨な理由は出玉抜きにしても萌えキャラ、人気声優の起用など複数ありますが、
一番の理由はポンペイさんも今回取り上げている「BGM」なんです。
※上記作品群のサントラCDは毎回購入しております(笑)
なかでも南国シリーズの通常時の「BGM」はどこか耳に残るもので日常的に鼻歌と化してます。
パチンコ台の、それも通常時でかつ版権作品でない曲を口ずさんでしまうなんてホント病気だと思います(苦笑)
そしてドハマりした起爆剤が「南国育ち」の大当たり楽曲「Summer Refrain」とそれに見事にマッチしたムービー。
大当たり時のオリジナル曲と映像の完成度は各作品にも歴代受け継がれ、
私の中では平和の代名詞と受け取っており、他社と一線を画す大きな要素と思っております。
今回のガルパンでいえば、台オリジナルの大当たり曲にただツギハギで劇中映像を並べるような事はせずに
エフェクトやCGをうまく使った映像はそれだけで見る価値がありました。
他にも大当たり中のプラウダ選択時に聴けるロシア民謡「カチューシャ」のアップテンポに編曲された曲など
軽く中毒性があり、サントラ出してよ平和さん!という想いです。
ポンペイさんが今回「クソなところ」として挙げている内容については正直概ね同意です。
ただし、「アタッカーオープンまで40秒」に関しては私は逆に好意的な部分であります。
通常5Rの時はどうだったか忘れましたが、ST中図柄揃いからOPサビに合わせて
オリジナル編集映像→オープンファイア演出に繋がる流れがやはり好きで
ハンドルを離して集中できるのが嬉しいです。
まぁこんな奇特な意見は私くらいでしょうから参考にならないでしょうけど(^^;
ちなみに私の中で平和の大当たり演出最高傑作は「トップをねらえ!」の『お姉さまを説得』リーチ→成功→
劇中同様のBGMが流れはじめ(ここでアタッカーオープン開始)そのままムービーが流れ続ける展開は感涙モノでした。
単純シンプルな展開ではありますが他社を含めてこれを超える演出は今だ遭遇した事がありません。
版権モノだけでなくオリジナル作品を育て、他社と一線を画す音楽・映像を作り続ける限り
私はパチメーカーの中で唯一平和さん贔屓であり続けると思います。
長文乱雑大変失礼致しました。
渾身の投稿をありがとうございます。
私、二次元好きなのに萌え系はあまり打たなかったんです。どうしても回らないイメージが強くて。ただ先日、ガルパンを打って、どうしようもない不快感と、突き抜けたなという快感を同時に感じました。で、この招待は何だろうなとアレコレ考えたとき、BGMの爽快さに行き着いたんですね。
その後、戦国乙女3、戦国乙女2ときて、南国育ちハワイと打ってみた。やはり通常時の打ち心地がいい。ガルパンの甘デジでやっとこだ大当りを引き、おっしゃるとおり、原曲を大切にした構成になっていて確信しました。
ただその一方、乙女フェスティバルを見たとき、こういうマニア向けの作り方をしてしまうと、感性が閉鎖的になって劣化していくと危惧しました。「マニアしか分からない感覚に頼る」とでもいうんですかね。大衆にも理解してもらえる工夫を厳しく追及してこそ、クオリティを維持できる。
二度と失速しないよう、強いメーカーであってほしいなと思います。