西村直之と田中紀子 パチンコ依存に関する考え方の違い
【リカバリーサポートネットワーク・西村直之】→ギャンブル依存を「のめり込み」と考える
【ギャンブル依存症問題を考える会・田中紀子】→ギャンブル依存を「病気・疾病」と考える
この基本認識の差を押さえておきたい。 https://t.co/KSqf6j7mHu
— 吉田圭志(ボンペイ吉田) (@epachinko) October 27, 2018
リカバリーサポート・ネットワークと、ギャンブル依存症問題を考える会。パチンコ業界は前者の立場にあります。「依存症」ではなく「病的依存」。
業界人の中でも知らない方が多く、安易に依存症依存症と使ったりしているので、念の為に記しておきますね。病気・疾病という立場を取ると、入院や治療、投薬で治るような誤解を与えてしまう。
パチンコ業界は基本的に前者の立場です。恋愛依存や買い物依存と同様、精神的なものであり、アルコールや薬物のように「体内から取り除けばいい」という話ではないからです。パチンコ業界廃絶となればパチンコ依存は消滅しますけど、依存になってる人はそれで大丈夫なの? という話。大丈夫じゃないよね、まず間違いなく他のギャンブル(おそらくはより過激なギャンブル)へ依存してしまう。
依存対策のためにパチンコ廃絶を叫ぶ人達は、この視点を持っていない。もしくは意図的に見ないようにしています。パチンコ依存で苦しむ人はどうでもよく、メインはパチンコを廃絶したいだけ。だから「廃絶、その後」について何の代案も出しません。他の依存にかかるなら自己責任だと突き放しているのが現状。それって、本当に依存の人を思ってるの? ということなんですね。
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