警察もパチンコ業界も一緒じゃないか
古参の読者さんならご存知かと思いますけど、「業界がなくなることはないよw」という意見に対して、私は常にアホかと言い続けてきました。その根源は、ファンの減少、すなわちフォロワーの減少。
ディズニーランドをお取りつぶしにすると発表されたら、反対運動は全国で巻き起こるでしょう。でもパチンコはどうだろう。起こる?
最近は業界の消失をリアルに考える人も増えたけれど、ほんと可能性は(結構)あるんだから。だって考えてみてよ、監督官庁の再三に渡る警告を無視して違法を続けているんだぜ? そりゃあなた、潰されますわ。
釘を叩かないと営業できない?
うん、知ってる。でも、叩かなくていい方法はあるよね。交換率を変えたり、施策を変えたり。
そんなことしたらライバルに負ける?
うん、知ってる。負けるよね。
だから自分だけ確実に死ぬくらいなら、生き残る可能性のある「みんなで法律違反」を選ぶと。
ここで「それじゃダメだよ! 業界の未来のために今行動しよう!」と書くのが、かつてのボンペイ吉田なのでしょうけどねぇ。歳取ったなと思います。
逆に警察行政について、何やってんだこの人達と思ったりしてね。もう言っちゃえよと。日本中で等価も高価もやめろ、無制限もやめろと、言っちゃえよと。むしろパチンコ業界はそれを待ってるよと。誘い受けだよもはや。
警察の幹部は東大出身者を初めとしたエリートの集まりです。でも我々雑草のパチンコ業界と同じです。ベクトルこそ違えど、官僚組織も自分達で改革できない。ゆえに我々は助かっているんです。
津村課長がどんな方なのかは存じ上げませんけど、彼に警察組織全体を改革する力はあるのか。問題点を強く指摘し、縦割り、入庁年次、肩書きなど、内部の論理に逆らって、他の省庁に先んじ、より良い警察組織とする情熱と力を持っているのか。
仮に彼がそれだけの素養を持っていた場合、もしくは世論に押されて政治が介入してきた場合、パチンコ業界は無事じゃ済まないよね。だって違法行為を続けてるんだし。
津村さんだって安倍総理だって人間でしょ。パチンコメーカーの人も、ホールの人も、普段は普通の人間なのに、肩書きを背負った瞬間、信じられないほど冷酷な圧力を相手へ加えるじゃん。そういう意味で、警察もパチンコ業界も一緒なんです。
それゆえにね。パチンコ滅すべしとなったとき、同じように相手を叩き潰すんだよ。組織の力を使って、上から、強制的に、完膚なきまで、冷酷に、叩き潰す。
だから警察へは逆らうな。
政治へは逆らうな。
忖度してさっさと対応しろ。
まとまれ。
そう思うんですね。
ディスカッション
コメント一覧
年月日不明:警察庁 長官官房会計課 配属
(2008年:警察庁生活安生局情報技術犯罪対策課)
2011年08月17日:神奈川県警 交通規制課長
2013年06月01日:警察庁 外事情報部外事課長補佐 兼任 警備局警備企画課
2016年09月02日:警察庁 生活安全局保安課長補佐
【警察・司法/月刊警察.2008.12(目次)】東京法令出版
https://goo.gl/qVNZrK
平成20年12月1日施行 改正いわゆる出会い系サイト規制法
「インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律の一部を改正する法律」等の概要等について
警察庁生活安生局情報技術犯罪対策課 津村優介
逐条出会い系サイト規制法 : インターネット異性紹介事業を利用して児童を誘引する行為の規制等に関する法律 (立花書房): 2009|書誌詳細|国立国会図書館サーチ
https://goo.gl/azzyzl
ぐぐって遊技関連サイト以外から引っ張ってきました。超エリートですね。忖度とは縁がないタイプでしょうね。
エリートというならこの人もなかなか・・・。
1979年 – 東京大学法学部卒業、文部省入省
1986年9月 – 宮城県教育委員会行政課長
1989年2月 – 在フランス大使館一等書記官
1992年3月 – 文部省官房政策課政策調査官
1993年4月 – 官房政策課政策企画官
1994年6月 – 大臣秘書官事務取扱
1995年10月 – 教育助成局財務課教育財務企画室長
1997年7月 – 文化庁文化部宗務課長
1998年7月 – 高等局主任視学官兼中央省庁等改革推進本部事務局参事官
2000年6月 – 文部省教育助成局教職員課長
2001年1月 – 文部科学省初等中等教育局教職員課長
2001年7月 – 初等中等教育局財務課長
2004年7月 – 初等中等教育局初等中等教育企画課長
2010年7月 – 大臣官房総括審議官
2012年1月 – 官房長
2013年7月 – 初等中等教育局長
2014年7月 – 文部科学審議官
2016年6月 – 文部科学事務次官
今話題のガールズバーの人。
社会における過半数の人間の平穏と幸福のためにはパチンコ屋は不要なのではないかと数年前から思ってます。
社会におけるタバコの扱いと同じような流れをたどってますよね。
ただ、海外における先駆的な事例がないから変化が緩やかですが。
そもそもメダルや球増やす遊びなのに、長期的にみて減っていく競技になっているのはおかしいと警察は思わないのかな
とかなんとかかいてるうちに何かきたいのかわからなくなりました。
社会的には不要。
俺的には必要。
だから存続へ全力。
困ったことに、業界人の中で「社会的にいらない存在なんだよねぇ」と斜に構える人が多いんですね。んなことは分かってるんだよと。だからこそ存続するために動くんだよと。
パチンコが社会的に不要ならなんなんだ。お前は社会的に不要なのか。不要ならさっさと死ね。もしくはさっさと転職して、その地位をやる気のある奴へ明け渡せって思う。