広告宣伝規制により業界の景気は悪化した
パチンコ業界が苦しくなった原因は行き過ぎた広告宣伝規制にある…という意見には反対でして。
業界が隆盛を極めたのは2006年。翌年から5号機時代になり射幸心を喚起すべくイベントが強化されました。以降、射幸性は徐々に回復したものの客足は減る一方。広告宣伝が緩くても産業規模は縮小しました。 pic.twitter.com/P6tSCXzIZc
— 吉田圭志(ボンペイ吉田) (@epachinko) November 4, 2018
ツイッターにて、パチンコ業界が苦しくなったのは行き過ぎた広告宣伝規制が原因、という書き込みをいただきました。確かに「集客してはならぬ」と言わんばかりになってきており、もはや警察に業を発展させる能力は無いんじゃないのか、そもそもパチンコ業を知らないんじゃないかと思わされることもしばしば。
ただ、データを見てみると別の意見にならざるを得ませんでした。本格的な広告宣伝規制はここ2~3年の話。広告宣伝をロクに規制せずガセイベントをバンバンやっていた10年以上前から既に凋落は始まっており、むしろ規制しなかったから業界は衰退したんじゃないかという逆の相関関係が見えてしまいました。
最新のデータでは凋落傾向に歯止めはかかっておらず、広告宣伝を規制しようとしまいと客は減るという無情な結果になっております。何をやっても抜けていく私の毛のようだ。
データ→【日本遊技関連事業協会】
ディスカッション
コメント一覧
あ、お気づきかもしれませんが同一人物ですw
ツイッターだと面倒だし文字数制限もあって五回を招きますし、こちらで書きましょう~。
さすがに4号機と5号機をそのまま比べるのは無理な気がします。
私の中で、4号機は明らかに行き過ぎ、という認識があったため、新鬼武者から始まった盛り上がりを前提に考えていました。
新鬼武者が2010年。広告宣伝規制の配布が確か2011年。翌年の2012年に「徹底しろ」という文書。
2013年ごろから都道府県ごとのルール(県遊協の自主規制、県警からの指導両方)がかなり整理されてきたように思います。ざっくりですが。
2013年~2014年というと、純増3枚のAT機が乱発されて出玉速度は上がりましたが、ボンペイさんが見つけてきてくれたグラフではキレイに右肩下がりです。
あと、これは営業手法の問題なんでしょうけど、イベントで集客できないから、高設定を入れてもアピールできる機会が少ない。客側も設定に期待しなくなる。
だから、低設定での誤爆を期待できそうな機種ばかりの設置になる(そして本当に低設定だらけになるw)、というのもありましたね。
で、それらが判で押したように、絵と音が違うだけの高純増AT機ばかりw
そりゃ、つまらないわね。
あ、つまり最大の原因は台がつまらないことなのかなw
あ、パチンコのことはよく分かりません。済みませんw
それほど深く考察してないので、それは違う!と尾思われることもあるでしょうけど、私はだいたい上に書いたような感じで捉えてます。
こうして書いてみると、自分が「理不尽だ」と思っていたから、広告宣伝規制に過剰に反応している側面は確かにあるかもしれません。
あ、あと「射幸性」って何なんでしょうね。
私は少なくとも、純増3枚のAT機よりノーマル機の方に射幸心を煽られていました。
08年、09年と下がり幅が収まってるのはパチンコのMAX機の頑張りじゃないかなと思います。
確か当時ってエヴァとか花の慶次とか初代ガロの全盛期ですよね?
2012年に増える要因になる機械ですが復活するくらいかどう貢献したと考え得るのは
・ミリオンゴッド (全盛期ではなかったですが、売上だけはすごい機種なので)
・番長2 (ゾーン狙いで高稼働してました)
・北斗 救世主 (初代リスペクト仕様で確かにロングランした)
・バジリスクⅡ (絆出てきてしばらくまではホールの扱い次第で人気だった)
パチンコの方は黄門ちゃまくらいしか思いつきません。
昔より設定確定要素すっごく増えてやりやすいことこの上なくなってきてるんですけどねえ。
過去はよく見える。理解できる。思い出せる。ですな。
さて今日から明日から。
来年の今頃は。3年後の春には。
その為に過去を振り返りたいものですな。